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起源

按摩は、奈良時代中国から伝来した手技療法です。
日本最初の本格的な律令である『大宝律令』を修正して制定された『養老令』に、按摩博士・按摩師や按摩生の記載があります。この時代の按摩師は、外科・整形外科およびその後療法としての処置や按魔法まで総合して取り扱った専門家でした。江戸時代に入り按摩術は成熟期を迎え、1827年に太田晋斎が「按腹図解」を著して按摩の効果を詳しく述べています。

江戸時代末期になると、杉田玄白(すぎたげんぱく)前野良沢(まえのりょうたく)によって『解体新書』が和訳されたのを皮切りに、日本の医療は東洋医学から西洋医学へとシフトしていきました。

明治以後、西洋医学の流入のなかで、手技療法もまたマッサージ、カイロプラクティック、スポンディロセラピーなど多くのテクニックが輸入されました。
医学の西洋化により、按摩の位置付けは医療から民間療法に置き換えられました。
昭和22年に「医師以外の者で、按摩、マッサージもしくは指圧、はり又はきゅうを業としようとする者は、それぞれ、按摩マッサージ指圧師免許、はり師免許 又はきゅう師免許を受けなければならない」と規定され、按摩師と指圧師は、厚生大臣が認定する国家資格になりました。


マッサージの起源はヨーロッパの紀元前の古代ギリシャ時代にさかのぼり、人類が生み出した最も古くから行なわれている自然療法といえます。
人類が生まれてから本能的に手を触れて和らげていた行為、さする、押す、揉む、叩くなどがより効果的な方法に発展整理してきたものがマッサージなどの手技です。

日本にマッサージが導入されたのは明治時代。赤十字病院長橋本綱常氏が欧米諸国視察の際、各国病院にてマッサージの外科応用の理論を学び、日本に持ち帰りました。その後、日本古来の按摩と融合し、按摩とマッサージは区別が付きにくくなっています。


指圧は日本で発展した手技療法で、明治時代の治療家たちにより按摩術をもとに、アメリカから輸入されたカイロプラクティックやオステオパシーなどを取り入れ生み出された技法です。
諸説あるものの、指圧を確立したのは、浪越徳冶郎氏と増永静人氏です。「指圧の心、母心」で有名な浪越氏はマリリン・モンローを指圧した事で、全世界に指圧を普及させました。
浪越氏が設立した日本指圧専門学校の第一期卒業生であった増永氏は、東洋医学の経絡の考え方を指圧に取り入れ、経絡指圧を確立しました。矯正法やプラーナ療法を取り入れた長生術などが業界では有名です。

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あんま(按摩)・マッサージ・指圧

リラクゼーションにはいろいろな方法がありますが、ここではあんま(按摩)・マッサージ・指圧について紹介していきます。

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