アロマテラピー−香り
私たちが精油の香りを楽しむとき、そのビンのふたを開けると、香りは空気中で小さな分子として飛び回っていきます。そしてその香りの分子によって身体の中ではさまざまな動きが起こります。そのメカニズムには大きくわけて3つの流れがあります。
一つ目は香りの分子が鼻の中を通っていくと、ほんの数秒で大脳に伝わります。そこから神経系やホルモン系、免疫系の働きを調整し、心と身体に影響を与えていきます。
香りによって働きかける部分が違うため、リラックスしたり、すっきりしたり、気持ちを落ち着かせたり、とさまざまな気分にさせてくれます。
二つ目は香りの分子が鼻や口から気管や気管支、肺へと入っていくと、粘膜から吸収されます。精油には抗菌作用や殺菌作用がありますので、それによってのどや気管をきれいにすることができます。風邪の季節などに有効な楽しみ方です。
三つ目は精油を希釈して肌に用いる場合です。精油は肌の奥まで浸透していくので、その抗菌作用や代謝を促進する作用、ホルモン調整作用が肌だけでなく身体全体に働きかけてくれます。そのため身体の内側から肌を健やかにきれいに保つことができます。